お知らせ

星野嘉保子さん

 

当寺のご門徒であった星野嘉保子さんは長岡の女子教育の創始者と呼ばれ、明治二十二年に坂之上町に私立長岡女学校を開校されました。県内外から入学志願者が押し寄せたと言われる女学校でしたが、大正十一年に惜しまれながら閉校し、翌年、嘉保子さんを慕う卒業生らが悠久山に銅像を建てました。作者は武石弘三郎という方で、明治から大正にかけて活躍した新潟県出身の彫刻家です。その胸像は戦時中に供出されてしまいましたが、住職と坊守が石彫家の高濱英俊氏に依頼して残された資料をもとに復元していただき、本堂前に安置させていただいています。

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